散歩の途中で見かけたあれやこれを紹介します。
2009/08/21 [23:54:10] (Fri)
セリ科/野菜/原産:アフガニスタン
細長い東洋系品種と、太く短い西洋系品種の2種類に大別され、ともに古くから薬や食用としての栽培が行われてきた。日本では江戸時代に栽培されていた品種は東洋系が主流だったが、栽培の難しさから生産量が減少し、西洋系品種が主流になっている。
ビタミンA、カロテンが豊富で、緑黄色野菜に分類される。カロテンの呼称がニンジンの英語名である「キャロット」に由来するように、ニンジンのカロテン量はずば抜けて多く、中くらいの半本で、1日の必要量がとれるほどである。またビタミンB・C、カルシウム、鉄も多く、栄養的価値が高い。カロテンを多く含むため、リコピンを多く含むトマトといっしょに食べると癌予防によい、と言われている。
2009/08/21 [00:36:31] (Fri)
バラ科/カナメモチとオオカナメモチの交配によって育成された品種
生け垣や路側帯などに植栽される
ベニカナメモチよりも葉が大きく、枝打ちが荒い傾向があるが、このレッドロビンも乾燥に強く、長期の干ばつにおいてもほとんど枯れることがない。水やりなどの管理が困難な場所における緑化には適していよう。
レッドロビンの花は見かけるものの、果実が生った状態をみたことがない。交雑により作出された品種なので、不稔なのであろう。花の拡大をみると、葯が白いので花粉が成熟していないようである。このような稔性のない園芸品種は周囲の森林に逃げ出すことがないので、植栽樹種として好ましい基本要件を備えている。