散歩の途中で見かけたあれやこれを紹介します。
2010/03/02 [00:24:07] (Tue)
ミカン科/常緑低木/原産:中国の長江中流域
樹高は2mほどになる。枝は分岐が多く、若い枝には短い刺があることがある。
葉は互生する。長さは5-7cm、長楕円形で厚みがあり周囲には浅い鋸状歯がある。葉が上側に反っていることが多い。葉柄には小さな翼があるがないものもある。
夏から秋にかけて3-4回、2-3cmほどの白い五弁の花をつける。雌しべは1本、雄しべは20本。花の後には直径2cmほどの緑色の実をつける。(初夏につけた花は実がならないことが多い。)晩秋から冬にかけて実は黄色く熟する。
果実は果皮ごとあるいは果皮だけ生食する。皮の中果皮、つまり柑橘類の皮の白い綿状の部分に相当する部分に苦味と共に甘味がある。果肉は酸味が強い。果皮のついたまま甘く煮て、砂糖漬け、蜂蜜漬け、甘露煮にする。甘く煮てから、砂糖に漬け、ドライフルーツにすることもある。
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2010/02/24 [22:12:53] (Wed)
キンポウゲ科/別名:元日草
春を告げる花の代表。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。この花は太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉は細かく分かれる。夏になると地上部が枯れる。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。
地面から芽を出したばかりの頃は、フキノトウと間違えることもあるそうです。
根には強心作用、利尿作用があり民間薬として使われることがあるが、毒性(アドニン)が強く素人の利用は死に至る危険な行為であるそうなので気をつけて!