散歩の途中で見かけたあれやこれを紹介します。
2010/08/27 [22:56:16] (Fri)
ブドウ科/つる植物
つるの長さは2 - 3m。葉と対生する巻きひげが伸びて他のものに巻き付き、覆い被さって葉を茂らせる。葉は5枚の小葉からなる鳥足状複葉が互生する。それぞれの小葉は縁に鋸歯のある先のとがった卵形。花は葉と対生する散房状の集散花序につき6-8月ごろ徐々に開花する。花は直径約5mmで薄緑色の花弁4枚と雄蕊が4本雌蕊が1本ある。花弁と雄蕊は開花後半日ほどで散ってしまい、白色の雌蕊が中央に立った直径約3mmの橙色の花盤(盤状の花托)が残る。この花盤は蜜が豊富で、蜂や蝶などの昆虫がよく集まる。
別名「ビンボウカズラ」と呼ばれ、庭の手入れどころではない貧乏な人の住処に生い茂る、あるいはこの植物に絡まれた家屋が貧相に見える、またはこの植物が茂ったことが原因で貧乏になってしまう、などの意味でそう呼ばれているそうです。いやんな名前です。
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