ヤシ科/常緑高木
雌雄異株で、雌株は5~6月に葉の間から花枝を伸ばし、微細な粒状の黄色い花を密集して咲かせる。果実は11~12月頃に黒く熟す。幹は円柱形で、分岐せずに垂直に伸びる。大きいものでは樹高が10mほどになる。幹の先端に扇状に葉柄を広げて数十枚の熊手型の葉をつける。葉柄の基部は幹に接する部分で大きく三角形に広がり、幹を抱くような形になっている。この部分の下端から下に30-50cmにわたって幹を暗褐色の繊維質が包んでおり、これをシュロ皮という。
写真はカエルさん撮影。写真提供ありがとうございました!

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