サボテン科/多年草/メキシコ原産
中部以南の温暖な地方で植栽されているが、沿岸域では野生化して群落を形成している場所もある。いくつかの種類・品種があるようで、棘の形・大きさや草丈などにも違いがある。
300年以上昔から日本に渡来していたらしい。葉はなく、新しい茎は平たい楕円形であるが、下部のものは丸く太る。夏、茎の縁に黄色い花を咲かせる。花弁は艶があり、雄しべはこの仲間の特徴通り、非常に多数である。果実は赤紫色に熟し、美味とはいえないが、ほんのりと甘く、食べられる。棘は数本のしっかりした棘と細い棘がある。
木みたいに見上げるほど大きなサボテンでした。

PR